世界の素手の格闘技まとめてみた【やばい!】

スポーツ

ボクシング、MMA、ムエタイ…など1対1で殴りあう競技は色々ありますが、その多くは安全性を考慮してグローブを付けて行われます。

しかし今回紹介する格闘技はどれもほぼ素手の状態で本気で戦います。

それでは早速紹介していきます!

1つ目 空手道

日本発祥の武道、格闘技である空手道は沖縄古来の武術「手」と中国武術が合わさったのが起源とされています(諸説あり)。

流派がたくさんある

まず空手道はフルコンタクト空手と伝統派空手の2種類あります。

それぞれの違いは以下のようになっています。

フルコンタクト空手

  • 直接打撃ができる
  • 顔面、股間への攻撃は禁止(顔面は例外あり)
  • 相手を倒すことが目的

伝統派空手

  • 打撃は寸止め
  • 相手よりポイントが高ければ勝ち
  • オリンピックの競技になっている

組手と型

そしてこの2種類にはそれぞれに型と組手があります。

型は決められた順番で突きや蹴りなどの技をだしていくものになっていて一人で行います。

組手は1対1で様々な技を掛け合う実践形式のものになっています。

伝統派の型

伝統派の組手

フルコンの型

フルコンの組手

【日本発祥】「空手」とは何か?紹介してみた。【祝オリンピック】

2つ目 ラウェイ

この競技はミャンマー生まれの格闘技で国技になっています。

「ラ」は拳、「ウェイ」は戦いを意味しています。

日本では全く馴染みのない格闘技ではありますが、今まで私が見てきた格闘技のなかでもかなり過激でヤバいです!

ルール

試合は3分5ラウンドで判定がなくノックアウト勝ちのみ認められます。

相手が負けを認めるか、意識が戻らなくなるまで試合は続きます。

拳にバンテージもしくは縄を巻き、パンチ、蹴り、肘などの立ち技すべてが許可されていてさらに投げ技、頭突き、故意ではない金的攻撃、寝技以外の関節技が認められます。

日本でも流行するかも!

ラウェイはミャンマーの国技ではありますが、日本大会が開催されたこともあり少しずつ有名になりつつあります。

日本人でも頑張っている選手がいてその人達が登場する映画も作られたりしているのでさらにラウェイが広まっていきそうですね!

ミャンマーの国技「ラウェイ」とは?まとめてみた。

3つ目 ベアナックル・ボクシング

ボクシングの原型になっているこの競技は、歴史は古くイギリスでかつては流行していてその後世界中に広まっていきました。

グローブは着用せず素手で戦いますが、ダウンして倒れた相手に攻撃するのは禁止されています。

新団体が誕生!

2018年にアメリカでベアナックル・ボクシングの団体として認可されてBare Knuckle Fighting Championship(通称BKFC)が誕生しました。

BKFCができるまでは大規模なプロの団体は存在しておらず、小さな団体しかありませんでした。

2020年にはDAZNで大会を配信されるようになったのでさらに有名になりそうですね!

ちなみにルールは2分5ラウンドで拳にバンテージを巻いて円形のリングのなかで戦います。

ボクシングとの違い

上の動画を見ていただくと分かりますが、グローブをしていない分ガードの隙間からパンチが入り込んでくることがあるので観ていておもしろいです。

また、拳も頭も固いのでパンチが当たるとすぐに出血しまうので、すごい過激です。

しかしこれでも昔のルールと比べるとだいぶマシになったと思います。昔のルールを知りたい方はこちらをどうぞ。

格闘技関連はこちら

あとがき

いかがでしたでしょうか?日本ではあまり知名度がない競技もありましたが、見ているだけで緊張感が伝わってくるような格闘技を集めてみました。

今はコロナ渦によって行われる試合が少ないですが、ちょっとずつ復活しつつあるので楽しみにしておきましょう!

今回は読んでいただきありがとうございました。